空を広げる工事 後始末

伐採は終わったが・・・・

気が重い

昨年12月21日から開始した裏山の伐採は1月22日に完了し、次に雑木を玉切りにして杉・桧・雑木の葉も焼却した。その際枝木の中で薪木として使えそうなものを残しておいた。 燃やしてしまうにはもったいないと思い残したのだがその量を見て正直後悔した。 これを薪にする作業を考えると気が重くなる。 

多くが杉・桧の枝木 なかに樫の木やくぬぎの枝木が混じる

これを切り揃え束ねて薪小屋に積むまでの作業を考えると、どれくらいの手間がかかるのだろうか? いっそ燃やしてしまうか・・・ つい安易なもう一人の自分の誘いに乗りそうになる。 自分のモチベーションもいまいちだが明らかに妻と息子の顔にもやる気のなさが滲む。 ここで「これ全部燃やそう!」と言えば皆が「賛成!」と言いそうな気配が濃厚だ。 「玉切りした雑木を薪にするだけでも相当の量があるのにこれまで薪にする必要あるのか」という二人の心の声が聞こえる。 そうかもしれないと思う自分もいる。

説得

「4月から本格的にキャンプサイトの営業始めたらたくさんの薪が必用になるだろうね」「それに薪ストーブも使いだしたら薪はどんどん減るばい」「これでも3年分くらいしかないかもしれんね」自分の迷いを払うように2人を説得する。 妻は薪ストーブを使った経験があるので1年でどれくらいの量を必用とするかおおよそわかる。 説得で妻は「燃やすのはもったいない派」となった。 息子は薪ストーブの使用経験がないので「全て燃やす派」だが2対1となり「しょうがなく従う派」となった。 

次に作業手順を提案する。 最終的には長さ36cmの薪にしたいのだが、最初からそうしよう言うと猛反対をくらいそうなので 36cm 72cm 108cm の長さに切り分け、それを束ねて薪小屋に積めるようにしようと提案した。 案の状妻から「面倒!」との反対の声があがる。「ある程度の長さの枝をまとめて束ねればよかたい」との意見が出る。 それでもいいのだが結局使おうとするときに手間がかかる。 妻に、まずやってみてどれくらい手間がかかりそうか検討つけないかと提案し、とりあえず話がついたので3種サイズの薪木作りを開始する。

思いのほか順調

1時間ほどやってみたが思いのほか順調だ。 1時間前とは明らかに薪の山が少し小さくなっている。 何事も見える化は大事だ。 見た目に効果がわかるとがぜんモチベーションが上がる。 自然に3人の役割分担が出来る。妻はそれぞれのサイズに近い薪木を選び陣木に並べる。 私がそれをサイズに合わせチェンソーで切る。息子が端材を片付け焼却する。 妻が切断した薪木を麻紐で束ねる。 息子が束ねた薪木を運び積み上げる。 1時間もするとこの作業分担がスムーズに廻りだした。 初日は3時間ほど作業したが1日3時間くらいの作業であと4回くらいで終わりそうだとの目途が付いた。

1m6cm以上の長さの枝木を陣木の上に並べる
1m6cmの薪木を作る 1m6cmで切断し麻紐で束ねる
サイズごとに束ねた薪木
薪小屋ができるまでこの状態で保管する

作業完了!

2月2日から取り掛かった薪木作りは2月9日に完了した。 実際の作業回数は6回だった。取り掛かる前は気が重い作業だったが作業を始めたら思いのほか順調だった。 皆黙々とよく頑張った。 家族にとってもいい学びになった。 大変そうに思われることもまずやってみること。やり始めるいろんな知恵も出たりして先が見えてくる。 一人でやるより力を合わせたほうが断然楽に効率的に仕事が進むこと。 そのためには皆のやる気が大切だということ。 などなど

次はなにやる?

枝木が片付きキャンプサイト造成予定の土地がきれいに顔を出した。 次は芝を貼るための土地の造成を行う予定だ。 結構凹凸があるのでユンボを使い出来るだけ平坦にする。 造成には3日ほどかかりそうだ。 これからの天候の様子を見て工事日程を決めユンボを予約する。2月末までには工事を終わらせたい。 3月になったら芝張りと薪小屋作りを行う予定。 梅雨に入る前に薪割を終えて冬には薪が使えるようにしたい。 芝張り前にくたびれた老体を温泉で癒したい。 などなど

次はユンボで整地をする予定です