振り返れば 事業転換2021

田舎の居酒屋から・・・・・

採択通知! 持続化補助金コロナ特別版

2020年2月10日に2月5日付で持続化補助金申請が採択されたとの通知がある。 昨年の9月29日に町の商工会から申請した補助金が採択された。 待つこと4ヶ月。 今回の補助金はコロナ禍で業績に大きな打撃を受けた事業者が業績を回復するためにコロナ禍対策として非対面型に営業形態を変更しかつ現在の業種に加え別の業態に転換することを支援するもの。町の商工会から活用を勧められた。昨年9月は9割かたこの補助金取得準備に充てた。 事業方針の見直しから始め事業計画書つくり。それから申請書を作成した。

何やるの?

いまから45年前に母が居酒屋を始めた。我が家は父の代まで農業をやっていたが私が小6の時突然父が他界した。それから暫く母と祖父母で農業で生計を立てていた。父の死から7年後父が残してくれた椎茸の乾燥施設を改造し居酒屋にした。我が家の敷地のすぐ脇に自衛隊の演習用宿舎があり毎年1万人以上の自衛隊員が全国から来ていたが周りには飲み屋を始め飲食店がなかった。母はそこに目を付けた。オープン早々から店は大繁盛した。それから40年以上がすぎ自衛隊員も世代が変わり若者の酒離れや呑み会離れが進む。母も高齢化した。だんだん売り上げが落ちる中、2014年母に変わり妻が店を引き継いだ。地元の女性客も来るように水洗トイレの設置や客室改造、メニューの見直しを行い売り上げが回復し始めた。そこにコロナ禍である。いっきに売り上げが激減した。2020年6月自分が定年退職を迎えた。それまで8年間東京で単身赴任の生活だった。定年の約1年前から退職後何をやるか考えていたが息子と二人でメンタルヘルスの事業をやろうと考えた。息子が資格をとりWEBサイトの準備も始めた。居酒屋はこれまでどうり妻にやってもらう予定だったがコロナ禍で方針を見直さざるを得なくなる。 

新たな方針

コロナ禍がいつ収束するかみとうしがつかない。自衛隊員の売り上げはよくて現状維持だろうし地元客も高齢化が進み今後も減少が続くだろう。これまでの業態と客層では現状維持すら厳しいので業態と客層を見直す。それと今あるリソースを活用する。 今あるリソースを活用してイートイン型に居酒屋から業態を変え自衛隊員と地元顧客以外の客層を取り込む。主題は決まったが具体的にどうするの? 

具体的にどうする?

居酒屋事業は当分継続しよう。でもコロナ禍で室内の飲食は制限されるので非対面型のテイクアウトに主軸を置こう。客室が3室あるがまず1室はワークスペースにしよう。ワークスペースは密を避けるため20名定員を5名にし仕事と飲食が出来るようにしよう。コロナ禍でリモートワークが進んだうえに遊休の敷地を活用しキャンプなどのイベントが出来る芝生のサイトを造ろう。リモートワークとキャンプブームとコワーキングを結び付けたらどうだろう。客層は市内県外のビジネスパーソンや家族連れなどと勝手に構想する。今思えば狙いはそう悪くないがいくつかの盲点があった。

補助金の活用

遊休の敷地を造成し道とキャンプサイトを造ろう。居酒屋客室を改造してワークスペースを作ろう。さらに非対面型のテイクアウトサービスが出来るようにしよう。さらにコロナ対策として外気交換型エアコンと空気清浄機を導入しよう さらにこれを機に会社と居酒屋、コワーキング用のWEBサイトを造ろう 結講もりだくさんだ。

まずはキャンプサイトを造ろう! つづく