振り返れば 会社設立!

2022年7月3日

2022年7月3日2回目の会社創立日を迎えた。何とか2年もった。この2年間ほぼすべての時間を事業の準備に費やした。コロナ禍前は典型的なイートイン型の居酒屋だった。2020年春のコロナ禍でほとんどお客が消えた。2020年6月に会社を定年退職した。退職の約1年まえから退職後どうするか考え始めた。その頃は居酒屋もある程度売り上げもあったので居酒屋は妻に任せ息子と2人でカウンセリングとマインドフルネスをベースにしたメンタルヘルスの事業を始めようと準備を進めた。息子にカウンセラーの資格を取らせ自分は事業構想とWEBサイトの準備を開始した。

コロナ禍

準備もある程度進んでいたころ2020春のコロナ禍だ。メンタルヘルス事業はFace to faceを前提で考えていたのでとりあえず中断した。方針を考え直す。コロナ禍の猛威は瞬く間に世界を襲う。2020年6月定年退職。同時に居酒屋のお客は消えた。メンタルヘルス事業は中断したものの退職後は故郷で家族でやる事業を創るという気持ちは変わらなかった。

方針変更!

今の自分に何があるか考える。居酒屋の施設と営業許可がある。名物の「パレスの砂ずり」がある。荒れ放題だが広い遊休敷地がある。築50年過ぎのぼろいが「元椎茸乾燥小屋」がある。妻と息子と自分がいる。出来ることからやろう。まず飲食事業は残し別事業を創ることにする。二つとも個人事業にするつもりだったが6月12日の退職後すぐに経営者の先輩に相談した。先のことを考えたら株式会社にしたほうがいいよとアドバイスされた。

会社設立

先輩からの助言を受けながらすぐに会社設立に着手した。7月3日「株式会社あおぞらリンクス」が出来た。会社設立は意外と簡単だったがその後が大変なのはもちろん想像がつく。さあ次になにやる。もちろん事業計画だろ! 

事業計画

居酒屋をどうするか頭が痛い。コロナ禍で顧客が消えたものの少しづつは復活するだろう。しかし当分は店内の飲食はかなり制限されるだろう。コロナ禍はいつまで続く? など考えていると頭の中が混乱してくる。よし飲食はテイクアウトに力を入れよう。空いた客室はどうする? リモートワークが一機に広まりだしたのでワークスペースを作ろう。 遊休敷地はどうする? キャンプが流行りだしたのでキャンプサイトを造ろう! いったい何屋で売り出す? キャンプも出来て酒も飲めるコワーキングサービスにしよう! それなら宿泊もできたほうがいいのではないか? 客室は3室ある。1室はワークスペースにする。残り2室を宿泊室にしよう。早速保健所に相談に行く。保健所担当者から説明がある。 宿泊業を始めるには旅館業許可の取得が必要ですよ。その為には建築基準を満たしているか、防火施設設備が適法か、衛生管理が大丈夫か、不備な点は施設の改造や設備を追加して県と消防署と保健所の検査を受け合格しなければなりません。話を聞いていると気が遠くなる。 宿泊はとりあえずあきらることにする。

事務所

小さいといえども株式会社だ。会社創立時にはほんとたくさんの事務処理がありたくさんの書類が発生する。 補助金の活用にはこれまたたくさんの書類が必要となる。 家の一室だと混乱する。 専用の部屋が欲しい。 そこで居酒屋客室を暫く事務所として使いその間に「元椎茸乾燥小屋」を改造し事務所にしよう。 新しい事務所ができたらそちらに移り客室をワークスペースに改造しよう と決めた。

とりあえず居酒屋客室を事務所に使う 意外と快適
改造前の元椎茸乾燥小屋 ぼろい・・

つづく