キャンプサイトを作る 動機

動機

振り返り

昨年12月21日から着手した裏山の伐採作業は1月21日に完了した。 それから残された枝木の片付けが2月21日に完了した。 次に自宅の東側と西側を造成し芝を貼り3月までにキャンプサイトを作る予定だ。 それと旧宅敷地を活用できるよう旧宅敷地に通じる道を作る。

土地の奴隷

野生の王国

今の自宅がある場所は以前は水田だった。 約30年前水田を埋め立て現在の自宅を建てた。 昔の家は水田の隣にあったがその際母屋は取り壊し牛小屋と倉庫は残した。 敷地は東西に120m南北に50mから30mほどある。以来30年広い敷地の大部分は活用されることもなく春から秋まで雑草が生い茂り、猪や鹿おまけに雉や猿まで出没する野生の王国と化した。 特に猪の被害が大きい。 一夜明けると敷地一面が耕され、ところどころ大きな穴が開いている。 

田舎暮らしの休日

35歳で自宅新築し62歳まで熊本のIT会社に勤務していたが4月から10月までは貴重な休日が草刈りの日々となる。 秋が進み秋虫の鳴き声も消え初霜が降りるとようやく雑草は攻撃の手を緩め、なりを潜める。 それから春までの間に地下で彼らは力を蓄えるのだろうか? 春が来て山菜が芽吹く4月になると彼らは控えめに顔を出し始める。 しかしゴールデンウィークも過ぎると彼らの勢いは暴力的になる。 敷地の草刈りが一巡すると既にスタート地点では雑草が勢いよく茂っている。 

草刈りループに突入

これから秋まで車輪を回るラットのように草刈りループに突入する。 夏の炎天下ふらつきながら草刈りをしていると自分はすっかり土地の奴隷となったのだと実感する。それでも11月から3月まではこのループから解放され安らぎの時が訪れる。 雪国の田舎暮らしの人たちはほんとにたいへんだと思う。 草刈りループが終われば雪下ろしループが待っている。 年中雑草と雪との戦いだ。 これまでは自分はまだ恵まれているのだと言い聞かせ、自分を慰めてきたが今度ばかりはそうはいかない。 

敷地絵図面

一念発起

独立宣言

2020年62歳の定年を期に土地の奴隷からおさらばする決心をした。 残りそう長くない人生を土地の奴隷で過ごすのはまっぴらごめんだ。 かといって土地を手放すわけにもいかずなんとか土地にも働いてもらう手立てはないかと考えた。 無い知恵を絞りながら以前敷地の一隅でキャンプをしたことを思い出した。 

ちゃんぽんみたいなキャンプ場

自分は小さいころからアウトドア好きでよくキャンプをしていた。 また料理が好きなこと。 特にアウトドア系の料理が好きだ。 敷地内に今は流行らないが居酒屋がある。 近所には竹林もある。 おりしもキャンプブームである。 いろんな具材が頭の中の鍋で煮詰められていく。 だんだんそれなりの「空想ちゃんぽん」が出来てくる。 う~んこれかな 普通のキャンプ場ではないマルチミックスキャンプ場。 居酒屋×簡易宿泊×キャンプ場×仕事場×ジビエ料理 人に説明するのが難しい。 上手いコピーが見つからない。 人に話すと大方の人から何やりたいのかわからない、もっと絞り込まなければと言われる。 それもごもっともだが、ただのキャンプ場では面白くない。でも説明が面倒だから人に言うときには普通のキャンプ場といことにしとこ。 

皆様 いいコピーあったら教えてください!

どんな工事か

「敷地絵図面」にあるオレンジ色マーカの部分が今回3月までにやる工事の範囲。 東側敷地を造成し芝を貼りサイトをつくる。 その先にある旧宅地敷地に通じる道を作る。 西側敷地を造成し駐車場と芝のサイトを作る。

東側敷地 その先の小屋は旧宅地
西側敷地